ルーズリーフ

ひとりごとを書いています

自意識について

後輩に当たる女の子がとてもかっこいいなと思う。

横一直線に切り揃えた前髪とストレートの髪、爪を赤と白を交互に塗った手を手首から少し浮かせて小指はピンと張ってしゃなりしゃなりと歩き、お洋服や持ち物もそれどこに売ってるの?と訊きたくなるようなセンスの良いものばかり(訊かない)。

去年の春、どうせ誰も読まないだろうからと好きなように書いた私の文章(酷い出来のもの)を読んで「白塗りピコピコの界隈分かりますか…? ただでさえヴィジュアル系好きな人って少ないのに、聴いてるところが近いのかなって思って」と話し掛けてくれたのが最初だった

エレホもよく来ていて、私とは少しジャンルの違うところで全国を飛び回っているという
その子が好きなアーティストの主催にenskの出演が決まったときは嬉しかったり、負さんのことでお互いもやもやとしていたり、宿泊行事の際に行事そっちのけで夜中までお話をした

当日enskの出番の後に「今日のセトリこのまえ頂いたCDに全部入ってたから嬉しかったー!」と伝えてくれてそれが判るくらい聴いてくれたことが嬉しかった。私はステージを見てからではないとなかなか聴き込めないので素敵だなーと思う

日常ではやはり群れずに凛といて、私を見つけると「あっ」と真っ直ぐに歩いて来てくれるので上手く目を合わせられなくていつも申し訳ないなあと思っている
同じように、というのはおこがましいかもしれないけれど似たものを少しでも感じているその子が凛といることにすごく憧れる

先日打ち上げというものに行かなければならなかった日に、やっぱり一人でしゃなりしゃなりと歩いて打ち上げ会場へと移動しているのを見て何か声を掛けたかったけど出来なかったので私はクズ。ひとまず日常での関わりは薄れてしまうので、またライブでねとお話をして帰った

自分のぱっつん前髪をやめたり横の髪の毛(姫毛という単語はあまり使いたくない)をなくしたりして毎日つらいなあとのろのろと歩いていることが本当にかっこ悪いと思う。
こういたいというのと、そうならなくちゃというのと、どっちにも出来なくて中途半端って一番つまらないしよくないよと思った